みんな知らない捻挫(ねんざ)の処置の仕方

2022.08.09

30代女性、棚から荷物の入った段ボールを降ろしているときに段ボールが落ちそうになり、手を出した瞬間に左手の小指を段ボールで突いて指をひねってしまい受傷されました。

すぐに病院に行きましたがレントゲンでは骨の異常はない、とのことでシップを渡されただけで終わったそうです。
3週間ほどシップを貼って過ごしていましたが、指は腫れたままでどんどん痛みが強くなり、指が曲がらない状態が続いていたので、もう一軒別の整形外科の病院に。
その病院では「もう3週間も経っているのでどうしようもない。何もすることはない」と冷たい対応にご本人様絶望。
こんなに痛いのに…。

すがる思いでようやく当院に。まだ指が腫れていたのと靭帯損傷の疑いがあったので、
初回、関節のズレを修正する処置と組織修復が得意な特殊治療器2台を組み合わせて施術を行うと・・・

「ゆ、指が曲がります!!! 痛みが和らいで楽です! 腫れも引いてきてます・・・!!もっと早く来れば良かった~(泣)」

完治まではもう少し時間がかかりますが、受傷後にちゃんと処置していたら今頃はもう・・・。
2軒の整形外科の病院の先生!どう思いますか??

もちろんちゃんとした病院もあるんですが、患者様からお話を聞くとこのエリアのほとんどの病院はこんな感じのようですね・・・。

皆さんもこんな経験されたことはありませんか?捻挫をしたら

①すぐに冷やす(5分~10分氷水に漬ける、氷嚢をあてる)
②すぐに「さくらの整骨院」に行く!
覚えておいてくださいね~!(笑)
間違えてもシップは貼らないでください。場合によっては症状が悪化しますので。

執筆者:柔道整復師 栄養カウンセラー/認定ONP・認定講師 さくらの整骨院 院長 髙橋英章

尾道市・福山市の整骨院・整体院 院長 髙橋英章

学生時代から腰痛に悩まされ数々の接骨院や整体を経験。

開業後は自身の患者としての経験を活かし、その場限りではなく根本的に痛みの出ない施術・身体づくりを提供している。

一般社団法人 オーソモレキュラー栄養医学研究所の栄養療法のカウンセラー資格である認定ONPを2020年福山市で初めて修得。2022年には広島県初となる認定講師の資格を修得。

栄養アドバイザーとして講演やセミナーにも力を入れている。(ONP =オーソモレキュラー ニュートリション プロフェッショナル)

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