- バイクで事故をしてしまった
- バイクの事故で車と接触した
- バイクで走行中に、車(人)が飛び出してきたため避けようとして転倒した
- バイク事故でケガをしたので、保険で治療をしてもらいたい
- 保険のことが分からない
バイク事故の特徴
バイクでの交通事故は自動車での事故とは違い、体の大半がむき出しのため、事故の衝撃がダイレクトに体に伝わることになります。
中でも、バイク事故で最も多い原因は、単独事故・右折・出会い頭の3つです。
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単独事故
単独事故の原因は多くありますが、ケガが大きいもので言えば「スピードの出しすぎ」による交通事故・ケガです。
交通量の少ない夜間などの時間帯、人通りが少ない場所では、どうしてもスピードを出しすぎてしまいます。
その結果、カーブや突然車や人、動物などが飛び出してくるイレギュラーに停止やうまくコントロールができなくなり、ガードレールなどに衝突するケースが多いです。
また、日頃は走っていない不慣れな道路は、カーブの深さや勾配が分かりにくいため、ちょっとした油断や判断ミスで単独事故を起こしてしまいます。
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右折時に発生する事故
右折時といってもこの場合は、バイク側が右折をする時ではなく、「(バイクが直進中に)右折自動車がバイクに気づかず交差点内に侵入して衝突する事故」を指します。
自動車側は、バイクの速度やバイクとの距離感を見誤ったまま、右折しようとして発生することが多いです。
これは、バイクが自動車と比べて小さいため、距離感を誤認しやすくなると考えます。
またバイクも小さいので自動車の横をすり抜けて交差点に直進できてしまうのと、右折する自動車もそれを予測ができていないことで衝突することがあります。
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出会い頭での事故
出会い頭の事故は、それぞれが違う方向から進入してきて、自動車・バイク・自転車・歩行者が交差する際に接触する事故を指します。
この出会い頭での事故は、見通しが悪く、信号のない交差点で多発します。
「道路標識の見落とし」や「相手が止まってくれるだろう」という思い込み、運転手の認識・判断のミスが原因のほとんどです。
バイクに乗る時は正しくヘルメット着用する
バイク事故での死亡例では全体の約70%が頭部・胸部に損傷があります。
そのため、ヘルメットや胸部プロテクターなどは適切に着用し体を守りましょう。
ヘルメットのあごひもをしっかりと締めていなければ、事故の衝撃によりヘルメットが脱落してしまうこともあります。
ヘルメットは頭に乗せるだけでなく、あごひもは脱落しないように、正しく・しっかりと着用するようにしましょう。
近年では、バイク用の安全装備でバイク用のエアバッグ、エアバッグジャケット、ベストといったグッズも出てきており、自分の身を守るためにもできるだけ使用・着用することが良いでしょう。
バイク保険について
バイクにも自動車と同様に交通事故に備えた保険があります。加入が義務付けられている「自賠責保険」には必ず入っておきましょう。
また、任意で入る「任意保険」にもさまざまな種類があります。
自賠責保険
自賠責保険は自動損害賠償責任保険の略称であり、自動車・二輪自動車・原動機付自転車に義務付けられた保険です。
事故時に相手方の人的損害に対してカバーしている保険です。ですので、物的損害には補償されません。
任意保険
自賠責保険の補償額は4,000万円までであり、これでは不十分な場合に補える任意保険が重要となります。
運転者や同乗者が死傷した場合は、傷害保険が適用されるのも任意保険の大きな特徴です。
任意保険は文字通り、任意で加入する保険ですが、入っておくことをおすすめします。
理由は、任意保険は死亡事故や相手方の車両損害など、自賠責保険ではカバーしきれないリスクに備えます。
交通事故で発生する被害や損害の規模はあらかじめ想定できるものではありません。任意保険は、運転者や同乗者の傷害にも適用されるので車やバイクに乗るのであれば加入しておくのが賢明でしょう。
125CC以下のバイク(ファイミリーバイク特約)
125CC以下のバイク(50CC以下の三輪以上の車も可)にはファミリーバイク特約があります。
バイクに一定期間しか乗らない方や未成年、複数台の原付を所有する場合には適しています。
一方、長期的(日常的)にバイクを利用する場合や車を所有していない方は任意保険の方が適しています。どちらかの加入に迷う場合は、バイクの乗車期間を考慮するといいでしょう。
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ファミリーバイク特約に適している人
- 一定の期間だけバイクに乗る人
- 任意保険の保険料が高い未成年者
- バイク(原付)を複数台を持っている人
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バイク保険(任意保険)に適している人
- バイクを長期的(日常的)に乗る(予定の)人
- 自動車を所有していない/利用していない人
また、家族で複数台バイク(原付)を持っている場合や、任意保険だと保険料が割高になってしまう未成年の場合はファミリーバイク特約の方が保険料を抑えることができます。
家族構成や所有する乗り物の環境に見合った任意保険に加入するようにしてください。
弁護士費用特約
近年では人気の「弁護士費用特約」は任意保険のオプションで追加できる特約です。
弁護士費用特約とは、自動車やバイク以外にも日常生活にまつわる自転車事故や日常で起こる事故でのケガなどに使用でき、車・物の損害に対する賠償請求を弁護士に委任する場合、その弁護士費用や弁護士相談費用が補償されるオプションです。
このような場合に専門家である弁護士に相談ができるため、弁護士費用特約に加入する方が増えてきています。
事実!バイクは任意保険に入っていない事が多い!
バイクの任意保険加入率は、自動車と比べれば圧倒的に少ないのが現状です。
自動車では約80%を超える方が任意保険に加入しています。それに比べて、バイクでは自動車の加入率の半分程度の約44%の任意保険加入率です。
そのため、バイクの事故は、ケガ以外でも「損害賠償の問題」でトラブルが起きる可能性が高いのが実情です。
ただ、任意保険は任意で加入する事が前提なので強制力はありません。
しかし、バイクによる事故は、車体価格に加えて体のケガを補償する事が多くなりますので単純に自動車による交通事故よりも大きな賠償額が必要となることが多いのです。
交通事故に備えて、自分のためにも、相手方のためにも任意保険の加入は必要と言えるでしょう。
バイク乗車中に事故に遭ったら?
バイク事故は剥き出しの体に直接衝撃がくるため、事故が起きると、大きなケガに直結する可能性が非常に高いです。
バイク事故による怪我の完治を目指して病院や整骨院への通院や治療をする場合も長期化することが多いです。理由は、症状が軽減されたと思っても、完治せずに放置すると後遺症が残ったりし、後々の日常生活に支障がきたす恐れもあります。
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●数日したら治るだろう
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●これぐらいのケガや痛みだと、加害者の人に悪いから
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●仕事が忙しくて治療ができない
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●加害者が人身事故にしないでほしいと言われたから
などの理由でまったく治療をしなかったり、数日経ってから治療を始めたりすることはよくあります。
バイク事故での怪我はご自身が考えているよりも、身体へのダメージが大きいことがあり、少しずつ症状が悪化して、何年も痛みが治らず、後悔している方も多くいらっしゃいます。
痛みやケガの大きさではなく、交通事故の後は、必ず病院や整骨院などの専門家にみてもらって、適切な治療を受けるようにしてください。
実際に軽い症状であればそれに越したことはありませんが、後遺症はいつまでも残ります。
私たちにお任せください!
福山市・尾道市・東尾道で人気の松永にある、さくらの整骨院・整体では、交通事故・バイク事故でのケガや症状に関しては実績が多く、豊富な知識でサポートできるような体制を整えています。
バイク事故に遭ったり、判断に迷う時は、ひとまず松永のさくらの整骨院・整体にお気軽にご相談ください。
こんな時はどうしたらいいの???とても役立つよくある質問
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A:
保険会社が治療費の支払いを抑えたいがために「病院しか認めない、整骨院は行ってはいけない」と、通院を阻止される場合がありますが、整骨院で施術を受けることは法的に何の問題もありません。交渉が必要であればご相談ください。保険会社はあくまで加害者側の代理人です。被害者に有利な事は一切教えてはくれません。
はっきりと「さくらの整骨院」に行きます!と伝えてくだされば大丈夫です。きちんとした知識でご自身の身を守りましょう。
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A:
特に医師に整骨院に行く旨を言わなくても問題はありませんし、病院と整骨院、両方通っても大丈夫です!
(※骨折、脱臼の場合のみ医師の許可が必要です。それ以外は許可は必要ありません。)最初の診断書を書いて頂くには医師の診断が必要ですが、その後病院で治療されるか、整骨院で施術を受けるかは患者さんの自由です。医師に聞くと「認めない」といわれることがほとんどです。聞かれたら責任上、そう言わざるを得ないのが実情ですし、病院の先生からすると患者様が自分の病院から離れるとなると決していい顔はされません。
湿布と痛み止めしかくれない、待ち時間が長い、日中は通院できないなどの理由で整骨院のみに通う方もたくさんいらっしゃいます。ただし、整骨院では薬は出せません。湿布も病院なら無料です。
さくらの整骨院では病院でも置いていない特殊な最先端の電気治療器や物療機器があり通常は有料ですが自賠責保険の患者様はすべて無料です。だから治癒が早いのです。
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A:
はい!物損事故でも人身事故でも関係なく施術は可能です!以下のどのような事故の場合でも施術が可能です。
【相手がいる場合】車と車、車とバイク、車と自転車、車と人、バイクと自転車、バイクと人、自転車と人、自転車同士
【相手がいない単独の自損事故】車でも、バイクでも、自転車でもOK!
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A:
いいえ、すべての場合で施術は受けられます。ただし、過失によって適用できる保険が変わる場合や、補償の割合が変わることがあります。
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A:
相手がいる事故の場合は自賠責保険(強制保険)が適用 »無料で施術が可能。
またはご自身が加入されている自動車保険の「傷害保険」 »無料で施術できることも。
県民共済などのご自身が加入されている「傷害保険」 »無料で施術できることも。
相手が無保険などの時は健康保険証で施術することが可能です。
執筆者:柔道整復師 栄養カウンセラー/認定ONP・認定講師 さくらの整骨院 院長 髙橋英章
学生時代から腰痛に悩まされ数々の接骨院や整体を経験。
開業後は自身の患者としての経験を活かし、その場限りではなく根本的に痛みの出ない施術・身体づくりを提供している。
一般社団法人 オーソモレキュラー栄養医学研究所の栄養療法のカウンセラー資格である認定ONPを2020年福山市で初めて修得。2022年には広島県初となる認定講師の資格を修得。
栄養アドバイザーとして講演やセミナーにも力を入れている。(ONP =オーソモレキュラー ニュートリション プロフェッショナル)