身長を高くしたいお悩み改善身長を伸ばすために必要なもの
人間の体はほぼ「水」と「タンパク質」と「脂=脂質」で出来ていますが、体を作ってくれているメインの材料が「タンパク質」です。また、身長を伸ばすホルモンの「成長ホルモン」の成分もタンパク質です。そのタンパク質で「骨」と「筋肉」がつくられ身長が伸びていきます。
身長が良く伸びる時期
身長の伸びに関しては遺伝はあまり関係なく、重要なのは以下の点です。
- 妊娠中に母体がしっかりと栄養を摂取していたか?
- 4歳までに食事の量をたくさん食べていたか?
- 4歳0ヵ月時点での身長が100cm以上なら平均より高い身長になる。
- 女子は生理が始まるころ、男子は生殖器に変化が出るころの第二次性徴期(平均して女子は10歳0ヵ月、男子は11歳6ヵ月)までに、いじめ・家庭環境の変化などのストレスを受けていないか?無理なダイエットを行っていないか?夜更かしが常習化していないか?十分なタンパク質を食べているか?
- 第二次性徴期からの2年がもっとも身長の伸び率が高い。この時期にアルギニンを中心としたタンパク質、カルシウムなどのミネラル、ビタミンをたくさん摂取できるか?
- 運動後に疲れて十分な食事が摂れていないと成長痛などにもつながる。
さらに身長を伸ばすコツ
- 1. 早寝早起き
子供の身長を伸ばすホルモンと言えば「成長ホルモン」。この成長ホルモンもタンパク質を材料にして、脳の下垂体という器官から分泌されます。成長ホルモンの分泌時間は夜の10時から深夜2時くらいにピークを迎えますので、この時間にぐっすりと寝ていることが重要です。
- 2. 携帯は就寝2時間前まで
携帯やパソコンの画面から発せられるブルーライトなどの光は眼球から入り脳を刺激しています。上記のように質の良い睡眠を得るためには就寝前2時間は携帯などの画面を見ないようにしましょう。睡眠直前まで画面を見ていると寝ているのに脳が覚醒している状態となり、深い睡眠が得られず、成長ホルモンの分泌が低下します。
- 3. 思春期に食べる量を減らすようなダイエットをしない
思春期に食べないダイエットを行うと身長は伸びません。脂肪を落としたいなら糖質を制限してタンパク質、ビタミン、ミネラルをしっかりと摂取して有酸素運動を行いましょう。そうしないと代謝が上がりません。(=脂肪が燃えてくれません。)
栄養カウンセラーが効率的に身長を伸ばす個別カウンセリングも承ります。栄養チェック診断付き1時間11,000円
成長期のお子様・学生さん・スポーツでの身体づくりなどの講演も承っております。
一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所認定ONP・認定講師の立場で分子栄養学に基づく理論的で成長期に必要な健康的な身体づくり・病気になりにくい身体づくり・ケガの予防などの講演活動を行っています。お気軽にお問合せ下さい。
小学生~社会人のチーム・団体・企業 学校関係・PTA・その他団体 |
無料~33,000円ご相談に応じて(交通費・資料代等必要な場合は別途) |
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< 小学校での講演風景 >
執筆者:柔道整復師 栄養カウンセラー/認定ONP・認定講師 さくらの整骨院 院長 髙橋英章
学生時代から腰痛に悩まされ数々の接骨院や整体を経験。
開業後は自身の患者としての経験を活かし、その場限りではなく根本的に痛みの出ない施術・身体づくりを提供している。
一般社団法人 オーソモレキュラー栄養医学研究所の栄養療法のカウンセラー資格である認定ONPを2020年福山市で初めて修得。2022年には広島県初となる認定講師の資格を修得。
栄養アドバイザーとして講演やセミナーにも力を入れている。(ONP =オーソモレキュラー ニュートリション プロフェッショナル)