交通事故後、腰が痛い
交通事故後、首が痛かったが徐々に腰にも痛みがでてきた
腰の痛みがよくならない
朝起きるとき腰に痛みがでる
屈むと腰が痛い
腰痛を慢性化させたくない
交通事故による腰部捻挫・腰椎捻挫
交通事故による衝撃は、首だけでなく身体全体に波及します。
特に、むち打ち症は首だけの痛みと思われがちですが、背骨全体がムチのようにしなり、腰にも影響を及ぼすことがあります。
交通事故直後から腰痛を訴える場合もありますが、症状が翌日以降に出ることもよくあります。
事故直後はショックや興奮状態で痛みを感じないこともありますので、痛みが出るまでに時間がかかる場合もあります。
加えて、極めて微細な損傷は画像検査では見逃されることがあり、不安に思われる方も多くいらっしゃいます。
整形外科で問題ないと言われても痛みがあるのであれば、整骨院で適切な治療を受けるようにしてください。
交通事故での腰痛の種類
交通事故による腰痛の種類は大きく分けて以下の3つに分類されます。
- 腰部捻挫
- 筋・筋膜性腰痛型
- 仙腸関節炎型
それぞれの項目を詳しくご説明させていただきます。
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腰部捻挫
交通事故による衝撃で腰部に損傷が起き、痛みが発生するタイプです。一般的には「ぎっくり腰」と呼ばれる腰痛がこちらです。
このタイプの腰痛は、腰椎間の靭帯や深い筋肉が損傷された結果起こります。そのため、レントゲンなどの画像検査では異常が見られないことが多く、損傷が小さな筋肉や靭帯に限定されている可能性が高いです。
動作が制限され、軽微な動作でも痛みを感じることがあります。同様の損傷が首部に生じた場合は頚部捻挫、通称「むちうち症」と呼ばれます。
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筋・筋膜性腰痛型
交通事故による衝撃は、腰部から背部の筋肉に損傷を引き起こし、腰痛を生じることがあります。
このタイプの腰痛は、主に腰椎周辺の筋肉に影響を与えます。腰椎(腰の背骨)に沿って痛みが感じられ、筋肉が硬直し、動作によって痛みが増すことがあります。
このような症状は、腰部周囲の筋肉性の腰痛として知られています。
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仙腸関節炎型
仙腸関節は骨盤を支え、上半身のバランスを保つために非常に重要な関節です。交通事故によって仙腸関節の筋肉や靭帯に負担や損傷が生じることがあります。
このようなダメージにより、仙腸関節が炎症を起こすことがあります。この痛みは、腰部捻挫や筋・筋膜性腰痛とは異なりますが、一般的には「腰痛」として分類されます。
腰痛は一般的に、腰部捻挫や筋・筋膜性腰痛などの異なるタイプに分類されますが、実際には複数の要因が組み合わさって発生することがよくあります。
交通事故での腰痛を無視すると…
交通事故直後は興奮状態で、痛みを我慢しやすいです。しかし、放置すると症状が悪化し、治りが遅れるばかりか、筋緊張が高まり血液循環も悪くなります。
さらに、長期化すると周囲の組織に栄養が行かなくなり、足のしびれや慢性腰痛につながることもあります。
そして、放置すると事故との因果関係が認められなくなり、自賠責保険の適用が難しくなります。
治療を遅らせてしまうと、保険会社がその程度のケガだと誤解してしまう可能性もあります。交通事故後はできるだけ早く治療を受け、手続きを進めることが重要です。
交通事故による腰痛は放置せず、早めの相談をおすすめします。その際、医師や専門家の指示に従うことが大切です。
交通事故での腰痛で重要なのは「多裂筋」
交通事故による追突や衝突、急停車は、背骨を支える多くの筋肉に急激な負荷をかけます。
その中でも、背中の中心部に位置し、背骨を支える役割を果たす多裂筋は特に重要です。この筋肉は腰の背骨に密着しており、前述の腰部捻挫、筋・筋膜性腰痛へ直接的に影響を与える可能性が高いです。
また、多裂筋は腰の背骨と殿部の筋肉ともつながり、仙腸関節を安定させる役割も担っています。
仙腸関節は骨盤を支え、上半身のバランスを保つために重要な関節であり、事故の衝撃によってこの関節周辺の筋肉や靭帯に負荷がかかることで仙腸関節炎が引き起こされる可能性があります。
したがって、交通事故による腰痛は多裂筋や仙腸関節による影響が大きいと言えます。
しかし、腰痛の原因は単一ではなく、他の筋肉や関節も影響を及ぼす可能性があります。そのため、腰痛の治療には症状の根本原因を特定し、適切な治療を行うことが重要です。
当院での交通事故による腰痛に対する治療
当院では、交通事故による腰痛でお悩みの方々が多く来院されています。
腰痛は個人によって症状や原因が異なるため、患者様に合わせた治療を行っています。
例えば、うつ伏せが難しい方には横向きでの治療を行ったり、痛みや炎症が強い場合には患部を避けながら治療を行ったりと、様々なアプローチを取っています。
また、当院では治療だけでなく、セルフケアの重要性も指導しています。後遺症を残さず、痛みの再発を防ぐために、適切なストレッチやセルフケア方法を患者様に提案しています。
早期の治療が重要であることから、軽い痛みや不快感を感じても放置せずにご相談いただければと思います。
私たちにお任せください!
福山市・尾道市・東尾道で人気の松永にある、さくらの整骨院・整体では、交通事故による腰痛治療の実績が多く、豊富な知識でサポートできるような体制を整えています。
交通事故による腰痛で悩まされている時は、ひとまず松永のさくらの整骨院・整体にお気軽にご相談ください。
こんな時はどうしたらいいの???とても役立つよくある質問
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A:
保険会社が治療費の支払いを抑えたいがために「病院しか認めない、整骨院は行ってはいけない」と、通院を阻止される場合がありますが、整骨院で施術を受けることは法的に何の問題もありません。交渉が必要であればご相談ください。保険会社はあくまで加害者側の代理人です。被害者に有利な事は一切教えてはくれません。
はっきりと「さくらの整骨院」に行きます!と伝えてくだされば大丈夫です。きちんとした知識でご自身の身を守りましょう。
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A:
特に医師に整骨院に行く旨を言わなくても問題はありませんし、病院と整骨院、両方通っても大丈夫です!
(※骨折、脱臼の場合のみ医師の許可が必要です。それ以外は許可は必要ありません。)最初の診断書を書いて頂くには医師の診断が必要ですが、その後病院で治療されるか、整骨院で施術を受けるかは患者さんの自由です。医師に聞くと「認めない」といわれることがほとんどです。聞かれたら責任上、そう言わざるを得ないのが実情ですし、病院の先生からすると患者様が自分の病院から離れるとなると決していい顔はされません。
湿布と痛み止めしかくれない、待ち時間が長い、日中は通院できないなどの理由で整骨院のみに通う方もたくさんいらっしゃいます。ただし、整骨院では薬は出せません。湿布も病院なら無料です。
さくらの整骨院では病院でも置いていない特殊な最先端の電気治療器や物療機器があり通常は有料ですが自賠責保険の患者様はすべて無料です。だから治癒が早いのです。
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A:
はい!物損事故でも人身事故でも関係なく施術は可能です!以下のどのような事故の場合でも施術が可能です。
【相手がいる場合】車と車、車とバイク、車と自転車、車と人、バイクと自転車、バイクと人、自転車と人、自転車同士
【相手がいない単独の自損事故】車でも、バイクでも、自転車でもOK!
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A:
いいえ、すべての場合で施術は受けられます。ただし、過失によって適用できる保険が変わる場合や、補償の割合が変わることがあります。
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A:
相手がいる事故の場合は自賠責保険(強制保険)が適用 »無料で施術が可能。
またはご自身が加入されている自動車保険の「傷害保険」 »無料で施術できることも。
県民共済などのご自身が加入されている「傷害保険」 »無料で施術できることも。
相手が無保険などの時は健康保険証で施術することが可能です。
執筆者:柔道整復師 栄養カウンセラー/認定ONP・認定講師 さくらの整骨院 院長 髙橋英章
学生時代から腰痛に悩まされ数々の接骨院や整体を経験。
開業後は自身の患者としての経験を活かし、その場限りではなく根本的に痛みの出ない施術・身体づくりを提供している。
一般社団法人 オーソモレキュラー栄養医学研究所の栄養療法のカウンセラー資格である認定ONPを2020年福山市で初めて修得。2022年には広島県初となる認定講師の資格を修得。
栄養アドバイザーとして講演やセミナーにも力を入れている。(ONP =オーソモレキュラー ニュートリション プロフェッショナル)