天気が悪くなると悪化していた交通事故のむちうちが・・・

2022.01.12
現在通院中の交通事故でムチウチになられた患者様。
11月に自転車で通行中に右側から自動車に追突され、頭の右側をボンネットで打ちつけ、反動で首がむちうち状態に。
事故後、約1ヶ月ほど病院に通院されていましたが、シップと痛み止め薬しかもらえず、まったく症状は変わらない状態に不安になって保険会社さんに相談。保険会社さんからのご紹介でさくらの整骨院にお越しになられました。
ご来院時には事故後1ヵ月経過しているのに、右首にはまだ腫れが残り、ふわふわと首や頭が揺れる感覚がありました。
天気が悪くなると必ず痛みが強くなり頭痛が起きていたようで、つらい毎日を過ごされていました。
施術開始から約2週間ほど、10回ほど施術を行ったある雨の日「今日、気が付いたんですけれど、雨が降っているのに首の痛みがいつもと違っていたくないのでビックリしています!」と嬉しいお言葉。
一般的に「天気が悪くなると古傷が痛んだり、頭が痛くなる」という現象は良く起こります。
メカニズムとしては様々ですが、低気圧になると相対的に体内の圧力が上がっていることになります。
通常でしたら特に何も問題ないのですが、ムチウチの場合は事故の衝撃で上下の背骨の繋ぎ目である椎間関節(ついかんかんせつ)が微妙にズレたままになっています。すると、頭の中と背骨の中を循環している脳脊髄液(のうせきずいえき)という「液体」の循環が悪くなり、脳脊髄液が膨張し痛みになります。
また、古傷が痛む場合は、きちんとそのケガの治療をして治していないと傷ついた組織の中の毛細血管が不規則な形で再生していて、低気圧になると相対的に体内の血液の圧力が上がることになり血管が膨らみ、血管のまわりの神経が興奮して痛みになります。
ちょうど、キレイに巻いていないホースに水を通すとホースが膨れてパンパンになるのと同じです。
さくらの整骨院では事故のむちうちで受けた背骨のズレを優しく戻す「さくらの式全身調整法」とダメージを受けた筋肉や血管を早期に修復させる物理療法を合わせて行いますので、変わらなかった症状も変化が出るのです。
交通事故でお困りの方、病院との併用も可能ですので、一度お問合せ下さい。
まれに、「治療は病院しか認めません」という保険会社さんがいるようですが、「整骨院」は国家資格を持った柔道整復師が常駐しておりますので交通事故のケガは各種保険を使って可能です。法律でも認められています。勇気を出して一度お電話ください!
ちなみに「整体」は国家資格制度が無いので交通事故の施術は認められていません。行くなら自費で自己責任となります。保険会社も事故の治療で「整体」に行くことは認めてくれませんので念のため。